FC2ブログ

犬好き (Revised)

DAYS JAPAN 2008年6月号(5月20日発売号)

特集:処分されるペットたち



動物愛護センターのルポが掲載されています。 


もうお求めになった方も沢山いらっしゃるかと思います。


820円、決して安くは無いですが、世間の関心が高い事を示すためにも、(1冊ですが)私も購入しました。


DAYS JAPAN への感想をぜひお寄せください。



“処分”される犬は、犬嫌いの人々だけが生み出すのではありません。 その多くは、 『犬好き』 の人間達によって生み出されるのです。


犬が好きで飼ったけど、引越しするからもう飼えない


犬が好きで飼ったけど、迷子になって帰ってこない


犬が好きで飼ったけど、病気になったからもういらない


犬が好きで飼ったけど、吠えてうるさいからもう飼えない


犬が好きで飼ったけど、世話が大変だからもういらない


犬が好きで飼ったけど、家族にアレルギーが出たからもう飼えない


犬が好きで飼ったけど、お金がかかってこれ以上飼えない


犬が好きで飼ったけど・・・



犬が好きだと言う気持ちは嘘では無いでしょう。


でも、『犬が好き』 であっても、『犬を幸せにできる』 とは限りません。




個人的な話しですが、ある『犬好き』の方と話しをする機会がありました。


そのかたは、幼少の頃に捨て犬を保護したものの、飼う事に反対したお母様に再度その犬を捨てられるという辛い経験をお持ちでした。  


どうしても犬を飼う事を諦め切れなかった彼は程なく別の野良犬を保護し、今度は『外で飼うなら』という条件でお母様の許可を取り付けました。 


ところが、その後ご家族は引越しする事になり、外飼いの中型犬は “どうしても” 連れて行けず、「仕方なく」センターに持ち込んだそうです。  



『仕方なかった』 


は私にそう言いました。 


そして、『元々、家族全員動物好き』 のそのご家族は、新しい住居で小型犬を飼い始めたそうです。


然しながら、その小型犬は、ふとした弾みで玄関から脱走し、不幸にも車に轢かれ内臓に相当のダメージを受けてしまい、獣医師からの薦めもあり安楽死させたそうです。


『動物好き』のそのご家族は、その後、犬と猫を飼われ、現在もお母様がそのワン・ニャンのお世話をしているとの事です。


そして彼は独立し、自分でも犬を飼いたいと、小型犬を里子に迎えました。


彼曰く、『とっても可愛かった』 というその犬は、『忙しくて構ってあげる時間が無い』 という理由で、再び里子に出されました。


現在、彼は転職し、『時間に余裕が出来たからまた犬を里子に迎えたい』 と言います。


彼もまた、犬好き なのです。



どうか気づいて欲しい。


犬が好き、という気持ちだけでは、犬を幸せにすることは出来ない。 


お金も、時間も、愛情も、知識も、そしてなにより責任感無くしては、ペットを幸せにする事は出来ないのです。


不幸な犬・猫がこれ以上増えないよう、切に願います。

スポンサーサイト